名古屋市中区栄|ニューサカエ鍼灸院【鍼灸院・美容鍼・アロマ・整体・マッサージ】昭和60年創業の東洋・西洋の物理療法を中心とした老舗鍼灸院です。当院ならではのマッサージ・鍼灸をお試しください。

鍼灸

 

 

Q,お灸と鍼はどう使い分けるの?


A,

お灸は血の流れをよくし、鍼は気の乱れを調整する医術として始まったと言われています。
ヒトは体の調子が崩れてきた時に元に戻りたいという現象が『症状』として表れます。この時点ではまだ、体力がありますので鍼治療を行います。
身体を休めずに同じ生活を続けると体内で熱を作る力が衰え、冷えを受けやすいので、お灸の施術が適しています。
比較的体力もある病気の人は、鍼治療のみで緩和しますが、体力が消耗し身体が冷えている人や、長期間患っている病気のある人は灸治療が必要になります。

Q,鍼灸治療に副作用はありますか?


A,

鍼灸治療では、病院で処方される薬のような副作用はありません。
治療後、体全体にだるさが出たり治療した部位がだるくなる場合もありますが、これは血液循環が改善したために起こる「お風呂でのぼせたような状態」です。

 

Q,どんな症状に鍼が効くのでしょうか?


A,

鍼には肩こりや腰痛、神経痛などの一般に知られている症状の他にも様々な内科系、婦人科系疾患などに効果が期待できます。血行促進・リンパ流促進・ホルモ ンバランス調整・自律神経調整・内臓機能の調整・免疫力向上・冷え性改善・気の巡りの改善などで、改善の期待できる症状であれば試す価値はあると思いま す。
※当院での鍼灸治療の適応性を公表しています。

Q,友人に鍼をしたらその日はだるくなると聞いたのですが、どうしてですか?


A,

鍼をすると血流が良くなるため、患者さんによってはのぼせたような状態になります。
その場合、一時的な体のだるさが出ますが、安静にしていただければすぐに落ち着きますのでご安心ください。

Q,治療後、入浴しても大丈夫ですか?


A,

治療後2時間程度は疲れを感じることがあるので避けるのをお勧めします。

Q,鍼をした日にお酒を飲んでも大丈夫ですか?


A,

治療後は全身の血流がよくなるため、普段よりもお酒がまわりやすくなります。美味しく感じる方もいるでしょう。
普段と違う酔い方をする場合もありますので、適量を超えませんように。

Q,はりは痛くないのですか?


A,

鍼は痛そうだというのは、注射や縫い針のイメージがあるからだと思います。
治療用の鍼は髪の毛の太さくらい(0.18mm程度)で、注射針の薬が通る穴に何本も入るほど細いものです。
※全て使い捨ての鍼を使用しています。

 

お灸について


お灸は温熱療法で、自己の自然治癒力を高め、冷え性、筋肉痛、自己の滋養強壮などに効果があります。
体力が低下していて、障害が慢性化してきている場合はお灸が適しています。

Q,なぜお灸が効くのですか?


A,

艾(もぐさ)に含まれる有効成分のチネオールが施灸の際に皮膚から吸収され、その働きによって『血液中の白血球やリンパ球、赤血球や血小板等を増加させる』ためです。それにより、酸素運搬能力が高まるので治癒力が高まります。
人間の病気を治す力は、『免疫の力』によって行われています。お灸は火を使う治療法ですので体を温めて、病気が慢性化し、抵抗力の衰えた生体を回復へと向かわせる力があるのです。

Q,熱くないのですか?


A,

本院では、艾は米粒大、または半米粒大で施術します。
患者さまのご要望により、痕がつかないようなやり方もありますので、ご心配なさらないで下さい。
熱いという感覚は100度を越えると痛みに変わります。ですから、お灸をしている事を知らされないでいると痛いという感覚になります。
お灸をする時は、身体の調子が悪いときなので、そんな時は皮膚感覚も悪くなっているのであまり熱さも痛みも感じません。むしろお灸の治療は、熱や痛みを感じてもらえるように据えるといった感じです。感覚があるという事は、皮膚が正常に働いているという事です。
つまり、からだの機能が正常に働いている=内臓の働きがよくなった、よい方向に向かい出したということになります。
ですから、身体の調子がいい時は、とっても熱いです。